【全国旅行支援対象コース】最上級バスで行く上質でゆとるある大人の旅「箱根リトリート」(「料亭・俵石」にてハトバス限定メニューの昼食)、「箱根ラリック美術館」(アール・ヌーヴォーとアール・デコの作家、ルネ・ラリック展)、「小田原鈴廣かまぼこの里」(ショッピング)の映像14
バスは国道1号線を箱根の山を登ります。
車内ではバスガイドさんから、この後の箱根リトリートの目的地での6人乗りのバンへの乗り換えて会場到着とのこと。歩いても行けるそうだとのこと。大平台温泉を通過。左に箱根登山鉄道の大平台駅が見えます。宮ノ下温泉地区に入ります。明治10年に建てられた外国人専用の富士屋ホテルが有名とのこと。最近リニュアルした。伝統のカレーが有名。伊豆箱根指定公園内なので、環境省の指導で看板等が地味とのこと。緑の建物の富士屋ホテルが見えます。箱根リトリートまで6キロの地点まで来ました。
箱根リトリートは、神奈川県箱根町仙石原に位置するリゾート施設です。自然に囲まれた静かな環境で、リラックスした時間を過ごすことができます。
箱根リトリート före(フォーレ)とvilla 1/fの2つの施設があり、それぞれ異なる魅力を持っています。föreは、北欧風のデザインが特徴で、シンプルで洗練された宿泊棟が点在しています。自然の中でのんびりと過ごすことができ、薪ストーブや大浴場も完備されています。
一方、villa 1/fは、森の中に佇むログハウス風のヴィラで、各ヴィラは異なるデザインや景色を楽しむことができます。こちらも自然と一体化したような感覚を味わえるのが魅力です。
また、リトリート内には地元の食材を活かしたレストランや、温泉施設もあり、心身ともにリフレッシュできる環境が整っています。
箱根リトリートの料金は、宿泊施設や時期によって異なりますが、一般的な目安として以下のような料金設定があります。
- 箱根リトリート före(フォーレ): 1泊あたり約29,730円から。
- villa 1/f: 1泊あたり約13,000円から。
大平台温泉は、神奈川県箱根町に位置する温泉地で、箱根十七湯の一つとして知られています。戦国時代からの古い村落で、昭和24年に地元の有志たちによって温泉が掘り当てられました。
温泉の泉質はナトリウム塩化物泉で、無色透明です。効能としては、冷え性、リウマチ、神経痛、疲労回復などが挙げられます²³。温泉の温度は比較的高めで、43℃から44℃の熱めのお風呂が特徴です。
大平台温泉には、家庭的な宿が点在しており、共同浴場「姫之湯」では気軽に温泉を楽しむことができます。また、四季折々の自然を楽しむことができ、春のしだれ桜や初夏のアジサイ、秋の紅葉などが訪れる観光客の目を楽しませています。
箱根十七湯は、箱根町に点在する17の温泉地を指します。それぞれの温泉地には独自の歴史や特徴があり、さまざまな泉質と効能を楽しむことができます。
以下は、箱根十七湯の一覧とその特徴です。
1. 箱根湯本温泉:箱根温泉の玄関口で、最も古い歴史を持つ温泉地です。
2. 塔之沢温泉:早川渓流沿いに位置し、閑静な雰囲気が特徴です。
3. 宮ノ下温泉:室町時代に開湯され、江戸時代には大名や豪商が訪れた歴史ある温泉地です。
4. 堂ヶ島温泉:夢窓国師が開いたとされる幽玄な秘湯です。
5. 底倉温泉:川底から湧き出る白い湯が特徴で、江戸時代から知られています。
6. 木賀温泉:鎌倉時代からの歴史を持ち、将軍家にも愛された温泉です。
7. 芦之湯温泉:文人墨客に愛された風雅な温泉地です。
8. 姥子温泉:火山の恵みを感じられる温泉です。
9. 小涌谷温泉:名所に彩られた小粋な温泉地です。
10. 強羅温泉:大正時代に開発された欧米型の温泉療養地です。
11. 宮城野温泉:古い集落の趣を感じられる温泉地です。
12. 二ノ平温泉:彫刻の森美術館とともに知られる温泉地です。
13. 仙石原温泉:爽やかな高原のリゾート地です。
14. 湯ノ花沢温泉:相模湾を眺望できる温泉地です。
15. 蛸川温泉:最も新しい温泉地で、幻の湯とも呼ばれます。
16. 芦ノ湖温泉:富士山を望む湖畔の温泉地です。
17. 大平台温泉:家庭的な雰囲気が特徴の温泉地です。
それぞれの温泉地には、独自の魅力と歴史があります。
宮ノ下温泉は、神奈川県箱根町にある歴史ある温泉地です。室町時代の応永5年(1398年)に自然湧水が発見され、江戸時代には大名や豪商が訪れる湯治場として栄えました。明治時代には外国人の保養地としても人気があり、特に富士屋ホテルが有名です。
温泉の泉質は、単純温泉、アルカリ性単純温泉、ナトリウム-塩化物泉(弱食塩泉)などがあり、リラックス効果や美肌効果が期待できます。また、宮ノ下温泉周辺には、ノスタルジックな街並みや散歩道があり、観光も楽しめます。
富士屋ホテルは、神奈川県箱根町の宮ノ下に位置する歴史あるホテルです。1878年に創業し、日本初の本格的なリゾートホテルとして知られています。以下は富士屋ホテルの特徴です。
「歴史と建築」
- 歴史: 1878年に創業し、明治時代から続く伝統を持っています。多くの建物が登録有形文化財に指定されています。
- 建築: 本館、西洋館、花御殿、食堂棟など、様々なスタイルの建物があり、それぞれが独特の魅力を持っています。
「設備とサービス」
- 温泉: 宮ノ下温泉の天然温泉を楽しむことができます。
- レストラン: フランス料理、日本料理、洋食の3つのレストランがあり、特にメインダイニングルーム「ザ・フジヤ」は人気です。
- スパ: リラクゼーション「禅」では、和の空間で癒しのひとときを過ごせます。
「アクセス」
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町宮ノ下359。
- 交通: 箱根登山電車の宮ノ下駅から徒歩7分の距離にあります。
富士屋ホテルは、歴史と自然が融合した特別な場所で、リラックスしたひとときを過ごすのに最適です。興味があれば、公式サイトで詳細を確認してみてください。
富士屋ホテルのカレーは「伝説のカレー」として知られています!このカレーは、ホテルの創業当初から提供されており、長い歴史とともに多くの人々に愛されてきました。特に「ビーフカレー」は、ホテルのシグネチャーディッシュとして有名です。
富士屋ホテルのカレーは、厳選されたスパイスと食材を使用し、独自のレシピで作られています。その深い味わいと香りは、一度食べたら忘れられないと言われています。
現在の富士屋ホテルは外国人専用のホテルではありません。しかし、歴史的には外国人専用のホテルとして運営されていた時期がありました。
1893年(明治26年)から1912年(大正元年)までの約20年間、富士屋ホテルは外国人客専用の宿泊施設として運営されていました。この期間中、日本人の宿泊は禁止されていましたが、現在は誰でも宿泊することができます。
【全国旅行支援対象コース】最上級バスで行く上質でゆとるある大人の旅「箱根リトリート」(「料亭・俵石」にてハトバス限定メニューの昼食)、「箱根ラリック美術館」(アール・ヌーヴォーとアール・デコの作家、ルネ・ラリック展)、「小田原鈴廣かまぼこの里」(ショッピング)の映像15
バスは国道1号線を箱根の山を登ります。宮城野地区に入ります。
車内ではバスガイドさんから、この後の食事についての説明がありました。この後「料亭・俵石」の駐車場から玄関までの上り坂は6人乗りのバンか、ゴルフカートで向かうとのこと。ゴルフカートには屋根もあるので安心とのこと。食事は1名様グループ、2名様、3名様、4名様ごとに部屋に割り振りがあるとのこと。女子トイレは2個しかないとの注意。料亭ではオリジナルのパンが販売している。バスは仙石地区に入ります。
宮城野温泉は、箱根町の宮ノ下から木賀を過ぎた小さな集落に位置する温泉地です。昭和40年(1965年)に発見され、以来、保養所や寮が建てられるようになりました。
温泉の特徴
- 泉質: アルカリ性単純温泉、ナトリウム・カルシウム─塩化物・硫酸塩泉(含石膏弱食塩泉)など
- 泉温: 63〜71℃
- 湧出量: 272ℓ/min
アクセス
- 箱根湯本から箱根登山鉄道で約40分、「強羅」駅下車後徒歩10~15分
- 箱根湯本から湖尻・桃源台行きバスで「宮城野営業所前」下車
宮城野温泉は、古い集落の趣を感じながらリラックスできる場所です。周辺には明星ヶ岳や明神ヶ岳の登山口があり、ハイキング後に温泉で疲れを癒すのもおすすめです。
宮城野温泉の歴史は比較的最近のものです。昭和40年(1965年)に温泉が発見され、その後、保養所や寮が建てられるようになりました。宮城野地区自体は古くからの集落で、温泉の発見以前から人々が住んでいました。
温泉の発見により、地域の観光資源としての価値が高まり、訪れる人々が増えました。現在では、温泉を楽しむだけでなく、周辺の自然や歴史的な場所を訪れる観光客にも人気のスポットとなっています。
宮城野温泉は、箱根の他の温泉地と比べると規模は小さいですが、その静かな雰囲気と自然に囲まれた環境が魅力です。温泉街の歴史や文化を感じながら、リラックスできる場所として親しまれています。
箱根リトリートでは駐車場から宿泊施設までの送迎バンが運行されています。これにより、駐車場から施設までの移動がとても便利です。
箱根リトリートは、自然に囲まれたリラックスできる環境が魅力のリゾートです。送迎サービスを利用して、快適に滞在を楽しんでくださいね。
料亭「俵石」は、箱根リトリートの一部として、歴史ある日本家屋の中で本格的な日本料理を楽しめる場所です。以下は「俵石」の特徴でする
「特徴と魅力」
- 歴史: 100年以上の歴史を持つ数寄屋造りの建物で、ノスタルジックな雰囲気が漂います。
- 料理: 四季折々の食材を使った懐石料理が楽しめます。特に、地元の新鮮な食材を使った料理が評判です。
- 雰囲気: 落ち着いた和の空間で、個室も用意されており、プライベートな時間を過ごすことができます。
「営業情報」
- 所在地: 神奈川県足柄下郡箱根町仙石原1290。
- 営業時間: 11:30 - 14:30、17:30 - 21:00。
- 定休日: 不定休。
「アクセス」
- 交通: 箱根湯本駅から車で約20分の距離にあります。
料亭「俵石」は、歴史と自然が融合した特別な場所で、特別なひとときを過ごすのに最適です。興味があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。
料亭「俵石」では、四季折々の食材を活かした本格的な懐石料理を楽しむことができます。以下は一部のメニュー例です。
「昼のメニュー(一例)」
- 鰻の蒸籠蒸し: 炭火で丁寧に焼き上げた鰻を、ご飯と金糸玉子と共に蒸籠で蒸した一品。
- 松花堂弁当: 季節の食材を使った多彩な料理が詰まった弁当。
「夜のメニュー(一例)む
- 特選会席: 季節の会席料理に加え、気仙沼産フカヒレの唐揚げや伊勢海老のグラタンなど、贅沢な一品。
- 季節会席: 旬の食材を使った料理が楽しめる会席料理。
「具体的な料理例」
- 前菜: 鶯豆腐琥珀寄せ
- 御椀: 鮎魚女炙り
- 割鮮: 本日のお造り
- 煮物: 旬菜旬魚小鍋仕立て
- 温物: 甘鯛鱗揚げ焼き
- 強肴: 飛騨牛A5等級ロース朴葉味噌焼き
- 食事: 鰻ひつまぶし
これらのメニューは季節や仕入れ状況によって変わることがありますので、訪れる際には最新のメニューを確認することをお勧めします。
料亭「俵石」のオリジナルパンは評判が良いです。多くの訪問者がその美味しさを絶賛しています。特に、パンの香ばしさとふんわりとした食感が好評です。料理と一緒に提供されることが多く、食事の楽しみを一層引き立てています。
料亭「俵石」では、いくつかの種類のオリジナルパンを提供しています。以下はその一部です:
「オリジナルパンの種類」
- バゲット: 外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴です。
- クロワッサン: バターの風味が豊かで、サクサクとした食感が楽しめます。
- ブリオッシュ: ほんのり甘く、しっとりとした食感が特徴のパンです。
- フォカッチャ: オリーブオイルとハーブが香る、柔らかいパンです。
箱根リトリートの他のレストランでも、美味しいパンが楽しめます。特におすすめのパンをいくつかご紹介します。
「Bakery & Table 箱根」
- 米粉のカレードーナツ: 卵が丸ごと1個入ったボリューミーなカレーパンで、ライスクリスピーがサクサクの食感を引き立てます。
- 箱ね: レンコン、人参、ごぼう入りのデニッシュパンで、箱根の伝統工芸である寄木細工をイメージして作られています。
「ベーカリー&スイーツ ピコット」
- プレミアム食パン「The Toast」: 100%国産の石臼挽き小麦粉と和三盆を使用し、発酵バターの香りが楽しめるプレミアム食パンです。
- レーズンパン: 水を一切使わず、牛乳と卵のみで仕込んだ柔らかい食感のパンです。
「渡邉ベーカリー」
- 温泉シチューパン: フランスパンを器にして、ビーフシチューを注いだ人気のパンです。
- 梅干しあんぱん: 小田原産の梅を使った自家製の梅干しが丸ごと1粒入ったあんぱんです。
箱根リトリートには、素晴らしい食事処がいくつかあります。以下はその一部です。
料亭「俵石」
- 特徴: 100年以上の歴史を持つ数寄屋造りの建物で、四季折々の食材を使った懐石料理が楽しめます。
- 雰囲気: 落ち着いた和の空間で、個室も用意されており、プライベートな時間を過ごすことができます。
Woodside Dining
- 特徴: 地元の新鮮な食材を使ったフレンチ料理が楽しめるレストランです。薪窯で調理された料理が特徴です。
- 雰囲気: 森の中に立つハーフドームのような建物で、一面ガラス張りのダイニングは開放感があります。
カフェ
- 特徴: 挽きたてのコーヒーや軽食を楽しめるカフェもあります。散歩の途中で気軽に立ち寄ることができます。
これらの食事処は、それぞれ独自の魅力を持っており、特別なひとときを過ごすのに最適です。
箱根リトリートに到着しました。そこからはバンに分乗して、料亭・俵石の玄関前に到着です。建物は趣があり歴史を感じました。昼食会場は「ぼたん」の間です。このようなしつらえのある部屋で食事を楽しむのは初めてです。すこし、緊張しています。
案内された席の漆黒の机の上には様々な食事に必要なものがあります。「師走の献立・桐箱膳」のお品書き、箱根リトリートの案内パンフレット、上品な木の箸、醤油入れ、湯飲み、小皿、おしぼり、飲み物メニュなど。
本日の昼食は、「師走の献立・桐箱膳」のお品書きです。献立を見ただけではどんな料理が来るのか想像もつきません。楽しみです♪
飲み物のメニューです。アルコール飲料から、ノンアルコール飲料まで様々なものがあります。
ただ、少し御高めです。今回は水のみにすることにしました。
最初は刺身からいただきました。お品書きには、「割鮮 伊豆伊東鮮魚盛り合わせ 妻色々」とありました。
割鮮(かっせん)とは、鮮度の良い魚を割る(切る)という意味の言葉で、生食を表しています。古語にも登場する昔からある表現で、現在では刺身の献立名として用いられることが多いです。
割鮮(かっせん)と寿司(すし)は、どちらも日本の伝統的な魚料理ですが、いくつかの違いがあります。
「割鮮」
- 意味: 割鮮は、鮮度の良い魚を切って生で食べることを指します。主に刺身として提供されます。
- 調理法: 魚を切るだけで、特別な調理は行いません。
- 提供方法: 会席料理の一部として、向付(むこうづけ)として提供されることが多いです。
「寿司」
- 意味: 寿司は、酢飯の上に魚や他の具材を乗せた料理です。握り寿司、巻き寿司、押し寿司など、さまざまな種類がありま
す。
- 調理法: 魚を切るだけでなく、酢飯を作り、具材を乗せたり巻いたりする工程が含まれます。
- 提供方法**: 専門の寿司店や家庭で、単品またはセットメニューとして提供されます。
割鮮はシンプルに魚の鮮度を楽しむ料理であるのに対し、寿司は酢飯と具材の組み合わせを楽しむ料理です。
次にいただいたのは、「前菜」です。「桐箱膳」のことば通りに桐箱に入った前菜です。
「クロムツ玄米揚げ」は、クロムツという高級魚を使った料理です。クロムツは脂がのっていて、濃厚な味わいが特徴の魚です。玄米揚げは、玄米を使って揚げる調理法で、クロムツの旨味と玄米の香ばしさが絶妙にマッチします。
クロムツは刺身や塩焼き、煮付けなど様々な料理に使われますが、玄米揚げにすることで、外はカリッと中はジューシーな食感が楽しめます。
「糸より梅柴蘇揚げ」は、梅と大葉(しそ)の風味を活かした和風の唐揚げ料理です。鶏むね肉を使い、梅干しと大葉でさっぱりとした味わいに仕上げます。揚げた衣に白いりごまを加えることで、香ばしさもプラスされています。
暑い季節にもぴったりで、お酒のおつまみとしても人気があります。
合鴨ロースは、アヒルとマガモの交配種である合鴨の胸肉を指します。一般的な鶏の胸肉とは異なり、脂肪がしっかりとついており、柔らかくて食べやすいのが特徴です。
合鴨ロースは、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価が高い食材です³。調理方法も多岐にわたり、ロースト、スモーク、煮込み料理などで楽しむことができます。
畳鰯(たたみいわし)は、カタクチイワシの稚魚(シラス)を使った日本の伝統的な食品です。シラスを生のまま冷水で洗い、葭簀(よしず)や木枠に貼った目の細かい網で漉いて天日干しにし、薄い板状(網状)に広げて作られます。
軽く炙ってパリパリにして食べると美味しいですよ。お酒の肴としても人気があります。
畳鰯(たたみいわし)は、古くから日本で親しまれてきた食品です。歴史的には、1643年の料理書『料理物語』に類似の料理が記載されており、1645年の俳諧論書『毛吹草』には伊予の名産として畳鰯が登場しています¹。また、1729年頃の『料理無言抄』にも記述があり、江戸時代には広く知られていたことがわかります。
畳鰯は、鶴岡八幡宮への神饌としても奉納されており、古くから神聖な場でも用いられてきました¹。明治時代からは、静岡県や神奈川県の沿岸部で特産品として盛んに製造されるようになりました。
海老カダイフとは、トルコや中東地域でよく使われる「カダイフ」という極細の麺状の生地を使った料理です。カダイフは小麦粉やトウモロコシの粉から作られ、揚げるとサクサクとした軽い食感になります。
海老カダイフは、海老にこのカダイフを巻きつけて揚げた料理で、サクサクのカダイフとプリプリの海老の食感が絶妙な一品です。見た目も華やかで、パーティーや特別な食事にぴったりです。
あん肝とは、深海魚であるアンコウの肝臓のことです。濃厚でまろやかな味わいが特徴で、「海のフォアグラ」とも呼ばれています。特に冬の時期に美味しくなるため、鍋料理や酒のつまみとして人気があります。
あん肝は栄養価も高く、ビタミンAやビタミンD、鉄分などが豊富に含まれています。ただし、カロリーも高いため、食べ過ぎには注意が必要です。
銀杏(ぎんなん)は、イチョウの木の種子のことです。秋になると、雌のイチョウの木から落ちる実の中に含まれています。銀杏は殻に包まれており、その中の胚乳部分を食用とします。
銀杏は栄養価が高く、ビタミンCやカリウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています¹²。ただし、食べ過ぎると「銀杏中毒」を引き起こす可能性があるため、適量を守ることが大切です。
銀杏は炒ったり、茶碗蒸しや天ぷらにしたりして食べることが多いです²。秋の味覚として、日本料理には欠かせない食材です。
鰤(ぶり)幽庵焼き、菊蕪、黒豆松葉です。
鰤幽庵焼き(ぶりゆうあんやき)は、鰤(ぶり)を幽庵地(ゆうあんじ)という特製のタレに漬け込んでから焼いた料理です。幽庵地は、醤油、みりん、酒、そして柑橘類の果汁(例えば柚子やすだち)を混ぜ合わせたものです。
この料理の特徴は、柑橘類の爽やかな香りと醤油ベースの風味が絶妙に調和している点です。幽庵焼きは、江戸時代の茶人である北村祐庵(きたむらゆうあん)が考案したとされています。
鰤幽庵焼きは、特に脂ののった鰤と柑橘の酸味がよく合い、さっぱりとした味わいが楽しめます。家庭でも簡単に作れるので、ぜひ試してみてください。
鰤幽庵焼きの作り方をご紹介しますね。幽庵焼きは、柚子の香りが特徴的な和食の一品です。
「材料(2人分)」
- 鰤の切り身:2切れ
- 幽庵だれ:
- 酒:大さじ1
- しょうゆ:大さじ1
- 砂糖:小さじ2
- みりん:大さじ1/2
- 柚子の輪切り:4枚
- 付け合わせ(お好みで):
‐ 大根:150g
- にんじん:30g
- 塩、砂糖、酢
「作り方」
1. 幽庵だれを作る:酒、しょうゆ、砂糖、みりんを混ぜ合わせ、柚子の輪切りを加えます。
2. 鰤を漬ける:鰤の切り身を幽庵だれに30分ほど漬け込みます。時々上下を返して均等に味を染み込ませます。
3. 付け合わせの準備:大根とにんじんを細切りにし、塩を混ぜてしんなりさせた後、水気を絞ります。酢と砂糖を混ぜたもの
に漬けておきます。
4. 焼く:グリルを熱し、鰤の表面に幽庵だれを塗りながら焼き色がつくまで焼きます。裏返して同様に焼きます。
5. 盛り付け:焼き上がった鰤を皿に盛り、柚子をのせ、付け合わせの大根とにんじんを添えます。
これで完成です!幽庵だれの香りが食欲をそそる一品です。
菊蕪(きっかかぶ)は、蕪(かぶ)を菊の花のように飾り切りした料理です。主におせち料理や和食の付け合わせとして使われます。見た目が華やかで、特にお祝いの席でよく見られます。
「菊蕪の特徴」
- 飾り切り:蕪を細かく切り込み、菊の花のように見せる技法です。
- 酢の物:甘酢に漬け込むことが多く、さっぱりとした味わいが特徴です。
- 縁起物:菊は不老長寿や邪気払いの象徴とされ、健康や繁栄を願う意味が込められています。
「作り方の簡単な説明」
1. 蕪の準備:蕪を洗い、皮をむいて上下を切り落とします。
2. 飾り切り:蕪に縦横に細かく切れ込みを入れ、菊の花の形にします。
3. 漬け込み:甘酢(酢、砂糖、塩などを混ぜたもの)に漬け込み、一晩置きます。
菊蕪は見た目も美しく、味もさっぱりしているので、お正月や特別な日の料理にぴったりです。
黒豆松葉(くろまめまつば)とは、おせち料理の一品で、黒豆を松葉に刺して飾り付けたものです。黒豆はおせち料理の定番で、健康や長寿を願う意味が込められています。
黒豆松葉の作り方は、まず黒豆を煮て柔らかくし、甘く味付けします。その後、黒豆を松葉に刺して完成です³。松葉を使うことで、見た目も美しく仕上がります。
おせち料理の由来は、古代日本の農耕文化にまで遡ります。弥生時代に稲作が広まり、収穫を神様に感謝する「節供(せちく)」という風習が生まれました。この「節供」が「おせち」の原型となりました。
平安時代になると、宮中で「御節供(おせちく)」という行事が行われ、特に正月に盛大に祝われるようになりました²³。江戸時代には庶民の間にも広まり、正月に家族でおせち料理を食べる風習が定着しました。
おせち料理は、重箱に詰められた様々な料理で構成されており、それぞれの料理には健康や繁栄、長寿などの願いが込められています。
鰆昆布船蒸し(さわらこんぶふねむし)は、鰆(さわら)を昆布と一緒に蒸した料理です。鰆は春が旬の魚で、淡白で上品な味わいが特徴です。昆布の旨味が鰆に染み込み、ふっくらとした食感が楽しめます。
この料理は、鰆を昆布で包み、蒸し器で蒸すことで、昆布の風味と鰆の旨味が一体となり、非常に美味しい一品となります²。また、昆布の栄養素も一緒に摂取できるため、健康にも良いです。
雲子(くもこ)は、鱈(たら)の白子(しらこ)のことです。白子は鱈の精巣で、見た目が雲のように白くふわふわしていることから「雲子」と呼ばれます。
雲子は冬が旬で、特に1月から2月にかけて美味しくなります。料理法としては、天ぷら、茶碗蒸し、ポン酢和えなどが一般的です²³。濃厚でクリーミーな味わいが特徴で、高級食材としても知られています。
菜の花は春を感じさせる野菜で、さまざまな料理に使われます。以下は、いくつかの人気レシピです。
1. お浸し:さっと茹でた菜の花をだしやしょうゆで味付けします。シンプルで素材の味を楽しめます。
2. 辛子和え:菜の花のほろ苦さと辛子のピリッとした辛さが絶妙にマッチします。
3. パスタ:菜の花を使ったパスタは彩りも良く、春らしい一品です。しらすやアサリと合わせるとさらに美味しいです。
4. 天ぷら:菜の花を天ぷらにすると、サクサクの食感とほろ苦さが楽しめます。
5. 炒め物:油と相性が良く、さっと炒めるだけで美味しくいただけます。
梅麩(うめふ)は、日本の伝統的な食材である「麩」の一種です。麩は小麦粉のたんぱく質(グルテン)を主成分とし、さまざまな形や色に加工されます。梅麩はその名の通り、梅の花の形を模して作られた麩で、見た目が美しく、料理に彩りを添えるために使われます。
梅麩は主に煮物や吸い物などに使われ、特に季節感を演出するために用いられることが多いです。例えば、春や夏の料理に取り入れることで、食卓に華やかさを加えることができます。
【全国旅行支援対象コース】最上級バスで行く上質でゆとるある大人の旅「箱根リトリート」(「料亭・俵石」にてハトバス限定メニューの昼食)、「箱根ラリック美術館」(アール・ヌーヴォーとアール・デコの作家、ルネ・ラリック展)、「小田原鈴廣かまぼこの里」(ショッピング)の映像16
料亭・俵石での食事の風景。焼き物料理です。